おひとり様終活ブログ 第9回
任意後見契約で将来に備える
1. 任意後見契約とは?
任意後見契約とは、将来ご自身の判断能力が低下したときに備えて、信頼できる人に生活や財産管理を任せるための契約です。
おひとり様にとっては「将来の安心」を確保するための大切な制度です。
2. 任意後見契約でできること
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預貯金の管理や生活費の支払い
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行政手続きや契約書類の手続き
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施設への入居契約や更新手続き
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医療や介護の契約や費用の支払い
3. 成年後見制度との違い
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法定後見制度:判断能力が低下した後に、家庭裁判所が後見人を選ぶ
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任意後見制度:判断能力があるうちに、自分で後見人を選び契約しておく
おひとり様が「信頼できる人」を自分で選べる点が大きなメリットです。
4. 契約の方法と流れ
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公証役場で「公正証書」として契約
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将来、判断能力が低下したときに家庭裁判所が任意後見監督人を選任し開始
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任意後見人が生活や財産管理をサポート
5. かねこ行政書士事務所へ相談を
任意後見契約は専門的な知識が必要です。
かねこ行政書士事務所では、
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任意後見契約書の作成サポート
- 任意後見受任者となりおひとり様をサポート
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将来に備えた終活設計のご提案
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死後事務委任契約や遺言書との併用アドバイス
など、トータルでお手伝いしています。
まとめ
「自分の将来を自分で決める」――任意後見契約はその大切な手段です。判断力がしっかりしている今だからこそ、安心の準備を始めましょう。
📞 かねこ行政書士事務所では、初回相談も可能です。
お気軽にご相談ください。