今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
自分の祖父がなくなった時、相続は、ほとんどなかったのを覚えています。
親の兄弟姉妹が8人いて、分配が少なかったというよりも、金銭的な財産はなかったのではないかと、思います。
祖父がなくなって、ウチの父親がもらったのは、古いラジオと双眼鏡をもらっていたと思います。
どちらも祖父が愛用していたもので、相続といえるものはそれくらいでした。
祖父は若いときに、事業に失敗し、借金だけが残っていたみたいですが、その借金も兄弟姉妹が、協力して返済していったと、聞いています。
今でも借金だけは残さないようにしないといけないと、父親の口癖のように言っています。
もし相続できるものがあるのであれば、遺言は必要になってくるのは当然です。
今は長男が、5割、次男が3割、3男が2割と格差をつけて遺産を分配するよりも、残った財産は兄弟で均等に分配する、とした方が何かと上手くいくでしょう。
遺産は全て長男に、などと一人限定の遺産相続は兄弟の、亀裂を生むことになりますので、注意が必要です。
この方法もあまりオススメできませんね。
お金で人は生き返りませんが、お金で殺人は起こります。
お金があることを不幸にしないように、していただきたいです。
相続・遺言体験談