今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
かれこれ5年以上も前の出来事ですが、印象深い出来事でした。
父親は妹一人の長男坊、とても可愛がられていた様子ですが、母親と折り合いがつかずに父の妹夫婦と同居していました。
頻繁に連絡を取っていたものの、父の父親、私からすると祖父です。
が病気で弱ってしまってからは連絡が途絶え始めたようでした。
遠方の為、見舞いにも行けずにいたところ祖父は亡くなってしまったようなのです。
そこで第一報の連絡は、遺産相続の手続きの話だったようで、両親は困惑していました。
しかも、お葬式等は一切しなかったと聞きます。
遺産といっても、現金よりも土地や家等が多くて、無知な両親は妹の条件を飲んだというのです。
しかし、父親は一向に書類に手をつけようとせずにしていた所、
父の妹は祖父のお骨を抱えて遠方からやってきました。
遺産破棄を頼みにわざわざ名古屋から北海道まで交渉にきたのです。
結果父は遺産破棄をし、今後二度と遭うことは無いと絶縁、戸籍から妹夫婦の名前は消えてしまいました。
後に、父の母が亡くなってもお骨は祖父と違う場所にある状態のまま現在に至っています。
相続・遺言体験談