今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
相続と言うのは大変なことです。残された遺産の大きい小さいは関係ありません。
特に残された遺産が大きい場合は、相続税が発生しますので、納税のことを考えると、故人を偲ぶ間もないくらい忙しいです。
知人の経験ですが、相続の際、遺産分割協議で揉めて調停が必要になったということを聞いたことがあります。
相続する遺産の大小により、やはり家族でも揉めることがあるのでしょう。
私の家の場合は、遺産分割は結果的にすんなり済みました。
しかし、遺産分割協議に至る前に、誰が家に戻るかということを決定するまでに長く時間を要しました。
特に喧々諤々となったわけではなく、各々が自分の心に問いかけて、気持ちを整理するのに時間が掛かったのです。
遺産を貰うだけなら、何も悩むことはありません。
そうではなくて、自分の現在の生活設計を見直して、実家に帰るかどうかということは、本当に大きなことです。
それをたった数か月の間に誰かが決心しなければならないというのは非常に酷なことでした。
家督を継ぐなどというのは、古い慣習によるものなので、こういう例は少ないかもしれませんが、
相続が大事になるような家柄においては、だいたいこういう問題が生じていると思います。
ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。自分の身近な人や大切な人が亡くなる、この世からいなくなってしまうということは、人生の中でも非常に大きな出来事です。それは財産の多い少ないではありません。「死」というそれぞれの出来事が意味を持つのだと思います。人はそれぞれ自分が主人公の人生という物語を生きています。その主人公のセリフなくしてその物語は完結しないと思います。そのセリフこそがゆいごん書です。主人公のあなたの言葉を伝えてみませんか?
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡