今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私の親友は相続で揉めに揉めた経験があります。
その親友とはもう小学生からの付き合いなので20年程になるのですがその親友の父親が一年ほど前に亡くなったんです。その父親は前妻を亡くし新たな妻を迎え入れたんですが上手くいかず行方知れずとなっていました。
それがその親友の父親が亡くなった途端に現れて遺産をよこせと言い出したのです。親友とその兄は「あんたにやる遺産は無い」と言ったのですが、「よこせ」の一点張りで大変だったようです。
親友の父親は急死だったため遺言など残していなかったというのも火に油を注ぐこととなったようです。結局弁護士が介入することになったのですが、かなりの
時間と経費がかかったようです。結果としましてはその妻には少しの遺産が入ったようです。
揉めに揉めて骨肉の争いとなった親友の家族ですがやはりこういったことに早めに弁護士を介入させて法的に解決したほうがいいですね。その話を聞いてとても勉強になりました。あと遺言はきちんと残したほうがいいですね。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。遺言がない相続の場合は、遺産分割協議が必要になります。その遺産分割協議は相続人全員一致が原則です。このお声のように、財産をやりたくない人やあまり関係がよくない人がいても、法定相続人の全員一致が必要です。この全員一致がなかなか大変なのです。その面倒な遺産分割協議を飛び越えることの出来るのがゆいごん書です。わざわざ面倒な協議をしたくない。印鑑を押してなんて言いたくない。そんな声をよく耳にします。遺される大切な人を護るのがゆいごん書です。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡