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声 叔母からの遺産

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

私が5歳の時に父親が他界し、その後11歳まで母親一人に育てられてきました。
その後は、亡くなった父親の実家(祖父の家)に母親と共に住んでおりましたが、母親が再婚するタイミングで、それまで住んでいた父親の実家から出て再婚相手のもとで暮らすようになりました。

私もまだ幼かったため、どういった話し合いがなされて家を出たのかは分かりませんが、叔母と母とはかなりの険悪なムードの中、引越しをしたことを覚えています。
祖父の実家を離れ、新しい生活を送っていましたが、私が18歳になった時に再婚相手が借金を抱えていたことが分かり、これまでの生活が一気にひっくり返り、ジリ貧の生活を送るようになりました。
そうこうしているうちに私も社会人になり、今では家計を助ける立場になりましたが、それでも厳しい生活から抜け出せない日々が続いておりました。

そんな中、祖父の家を出た時に母と喧嘩をした叔母が亡くなったとの連絡を貰いました。
その時に親戚から「亡くなった叔母が『家を出て行ったお前のお母さん(私の母)のことはどうでもいいが、お前(私)のことが心配でしょうがない』と言って、家を出て行ってから15年間、ずっと積み立てをしてくれていた。」と聞かされました。
叔母の旦那さんが社長で裕福だったこともあり、約2000万円を私のために貯めていてくれたのです。
今、申し訳ない気持ちと、私のことを考えていてくれたことに対しての感謝の気持ちでいっぱいです。
母が再婚したことで、戸籍上は関係のなくなった叔母からのこの相続について、まだどうするかは決めていませんが、じっくり考えて決めようと思います。

ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。なんとも素敵なお話ですね。相続ではトラブルがあったり、人間のいやな部分が見えたり、あまりいい気持ちではないお話も多いのですが、今回のお声のような話を読ませて頂くと心が温かくなります。このお声のように、法定相続人以外の人に財産を遺したい場合は、ゆいごん書がいいですね。例えばお孫さんに、よくしてくれた長男のお嫁さんに何かをという場合は、生前贈与かゆいごん書しかありません。あなたの思いを伝える大切な手段として、ゆいごん書を書いてみませんか?

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

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金子 聡

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