今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
高校時代から、仲の良い友達に久しぶりに会ってきました。
その子、すっごくしっかりした子で、先々のことまでキチンと考えて人生設計してるタイプなんですけど、この間、大変なことがあったらしいんです。
その子の家は、昔から下町で自営業をやっていて(昔ながらの畳屋さんです)今はもうお母さまも亡くなってしまって、お父様だけ、そこのお店の上に住んたんですね。
ところがそのお父様も最近病気で亡くなったらしくて、その相続が大変だったみたいなんです。
実はそこの家、土地が借地だったらしく、土地を買い取るか、家を取り壊すかという話になったらしいんです。
でも、家って、壊すのにも凄いお金がかかるんですね。
結構な額が見積で出たらしくて、かといって、土地を買い取るお金となると、一応、駅前の一等地なので高いし、それなのに、相続税は払わなければいけないしで、かなりすったもんだしたみたいです。
その子は、実家の土地が借地だとは全然知らなくて、てっきり土地を売れば、相続税も問題ないと思っていたらしいんです。
そんな、まさしく負の遺産なら、残して欲しくないなと思いました。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。借地で相続税がかかるとなると、結構な場所だったようですね。借地権の評価額は、自用地評価額に借地権割合を掛けたものです。借地権割合は、路線価図に記載されています。借地権割合は一般的には60%から70%だと言われています。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡