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声 おじいちゃんも死んでも死にきれない

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

私の祖父は96歳で一昨年大往生し、他界しました。
他界する前の半年はほぼ寝たきりになってしまい、入院してましたが、祖父のどうせ、死ぬなら自宅で死にたい!という強い意志で自宅療養になりました。

祖父の家系(母方)は田舎でしたが大地主。大きな敷地に長男家族と同居(長男の嫁は5年前に58歳で他界)しており、子供達は既に独立、結婚。
近所にすむ母の姉家族、私の両親がほとんど祖父の面倒を見ておりました。
母の姉は食事担当。母は車が運転できるので、ほぼ毎日の病院の送迎付き添い担当。祖父が他界するまえに、祖父も自分の財産を気にし、遺言書を書いたそうですが、長女(母の姉)に反対され、現金は祖父の意向で5兄弟で平等に分けるように生前に叔母に託したそうです。

祖父が他界し告別式の後、大金をてにした叔母は人が代わったように、勝手に分担額を決めはじめた。(正確にはいくら祖父が叔母に託したかはわかりません)
「私は毎日3食食事を作っていたので1番多くもらうのが当たり前だ!」、
母の弟(長男)は「同居なんかしたくないのに30年も我慢して同居した俺が多くもらう権利がある!」そこから、2人の暴露合戦が始まり、
叔母は祖父から土地をもらった!叔父は株券代を祖父に肩代わりさせ、まだ返済してない!など…

母、他の2人の弟たちは、「金でもめるなんて、みっともない!」と、止めに入ったものの、結局、自分たちの子供、孫の前で大声でケンカになり、ドラマのような押し問答的な展開になってしまったそうです。
私は疲れてたので先に自宅へ帰ってしまい、内容は母から聞きました。結局、叔母の意見が通り、言われた金額だけで受け取ったそうです。
1番下のおじの捨て台詞、家はお金に困ってないし、そんな争うほどの額じゃないでしょー!といって、帰ってしまったそうです!その後、何もなかったように大人の対応をしていますが、母はおばの豹変ぶりに失望し現在も絶縁状態になってます。

ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。このお声でもやはりゆいごん書がないことがトラブルの原因です。相続には遺言がある相続と遺言がない相続の2種類しかありません。遺言があれば、このお声のようなトラブルにはなりません。遺言がないと、このお声のようなトラブルになってしまいます。相続トラブルは親族間の悲しいトラブルです。自分たちが困らないように、ゆいごん書を書いておいてもらうことは大切です。しかしなかなか言いにくいものですが・・・。そんなときには、「ワタシシルベ」がおすすめです。

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

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金子 聡

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