今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
叔父が亡くなり、仲の良かった私たち一家も、遺言書の開封に立ち会わせてもらえることになりました。正式な公正証書ではなかったようで、四十九日が終わった後に内輪で読むとのこと。その際に、もしかしたら付き合いの深かった私たちのことも書いてあるかもしれないので、来てほしいと声がかかったのです。
叔父の遺言書は、最初のうちは土地や家、貯金などに関することがメインだったのですが、途中から趣味の釣り道具のことになっていきました。釣り道具の名前、譲る相手、どんな時に道具を使うべきかなど、遺言というよりは釣りの指南書という感じで、読み進めていくうちに皆で笑い出してしまうほどでした。
最後の最後に、こんなお金にもならない趣味をずっと見守ってくれた叔母への感謝が綴られ、従兄弟たちへの「お母さんを大切に」という言葉が、とても叔父らしくて、立ち会った私たちも幸せな気分になりました。
相続というと、とかくドロドロしがちと聞きます。いずれ迎える我が家の相続でも、叔父一家のように穏やかに事が進むよう、良好な関係を築いていきたいと思います。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。とても素敵な相続だったのですね、。読んでいるこちらも温かい気持ちになりました。ありがとうございます。叔父さんが、その出来事をプロデュースされたのですね。そしてこのお声のように素敵な相続にはゆいごん書が必要不可欠です。あなたがこれから迎える相続が、素敵なものとなるようにあなたの大切な人にはゆいごん書を書いてもらいましょう。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡