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声 遺言があってもなくても苦労する

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

祖父は亡くなる十年以上前から遺言書を作成していて、そのことは孫の私にも何度か話してくれた。田舎なので土地がありアパート等も建てていたが、それも将来子から孫へ渡ることを踏まえて建てていた。
そのためまだ若かった私にも、将来このアパートをもらえるからな、と語ってくれていた。

祖父はあらかじめきちんと準備していたと思う。しかしそれでも相続というものはうまくいかないもので、祖父が倒れて自らの意思を伝えることができなくなってから亡くなるまでの数年の間に地名が変わったり家族構成が変わったりなどして少々もめたようだ。

まぁなんとか収束し、表面だけでも平穏な状況が続いたのち、祖母が亡くなった。

祖母は元来のんき者ということもあり、もちろん遺言なんてなかった。親戚の一人が祖母の介護の名目で結構な財産を使っていたことが判明したり、このタイミングで土地を貸していたテナントが撤退を申し出てきたり、このときの相続はかなりもめたようで日に日に父がやつれていった。

さらにその上、祖母自身が昔相続したという“山”が見つからず苦労したそうだ。
「山なんていらないから桐の箪笥をちょうだい」と言ったが長女だったため相続することになってしまった、と祖母が生前語っていた山。登記を変更しておらず、この山に行ったことのある親戚はすでに他界。あの”山”は結局どうなったのだろう。

これらの苦労を踏まえて父がきちんと準備していてくれればいいのだが、還暦を迎えたばかりの父に相続について尋ねるのも気が引けるし、いまはできるだけ健康で長生きしてもらうことを願うしかない。

ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。このお声の題名は、遺言はあってもなくても苦労するですが、このお声を読めばやはり遺言がなかった方が苦労されたのは明らかです。投稿者のご祖父の方は、ゆいごん書を残されていたとのことで、本当にすごい方だと思います。ただ、ゆいごん書は書けばいいというものではありません。見直すことが大切です。地名や家族構成が変わったのならば、見直し、書き直さなければならなかったのです。私たちは預言者ではありませんから、10年後の未来がどうなっているのか分かりません。ですから、ゆいごん書もずっとそのままというのは不自然です。ゆいごん書は見直すことが大切です。

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

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金子 聡

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