今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
遺言や相続なんて聞くと、法律上の難解な知識が必要なのではと、少し腰が引ける方が多いと思う。今ではエンディングノートという親しみ易く、簡単に入力していけるツールがある。これはインターネットでもダウンロードができたり、書店でも売っている。
これは映画で公開された「エンディングノート」というドキュメント映画によってマスコミでも取り上げられ、認知度も広がっていったようだ。旅行などの手配や段取りが好きで人まかせにできない人というのが案外世の中には多いような気がする。そういう人は自分の死んだ後も他人に任せられないと思う。実際にエンディングノートの内容を見てみたところ、実際の不動産や有価証券などの実務的な相続項目から、自分の生きてきた歴史や思い出をつづる欄があったりと事務的な要素と自分の人生の振り返りができる内容になっている。個人的に特に気に入ったのが感謝のメッセージの欄である。人生の最後にお世話になった人や大事な人たちへ感謝の気持ちを伝えること、それこそがその人が生きてきた証しであり、感謝の気持ちでエンディングを迎えることが幸せであるだろう。
ここがポイント!
お声をいただきありがとうございます。「人生の最後にお世話になった人や大事な人たちへ感謝の気持ちを伝えること、それこそがその人が生きてきた証しであり、感謝の気持ちでエンディングを迎えることが幸せであるだろう。」と投稿者の方がおっしゃる通り、ゆいごん書で感謝の気持ちを伝える、考えることこそが大切なのだと思います。普段僕らは忙しい働いていたりして、ゆっくりと自分の将来について考える時間がないと思います。ですから、自分を整理、ダイエットして前に進んでいくために、ゆいごん書を書くということがとても大切なのだと思います。また、遺された方々にとって相続は正解のない答え合わせです。決めておくというのが何よりのおもいやりなのです。あなたの答えをゆいごん書で残してください。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡