今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
将来の話になりますが、相続予定の土地と一戸建てのことで考えていることがあります。
現在私は都内在住の30代前半の男性会社員なのですが、将来、地元にある土地付き一戸建ての相続が自分一人で相続することが内定しています。
地元にある土地は周辺が地元でも有名な工業団地に囲まれており実に多くの企業がこのエリアに工場を展開しています。
私はこのまま都内で住むことしか考えていない為、相続した後の土地の管理については少し頭を悩ませています。
気持ち的にはなるべくそこに一戸建てのまま残したいとも思うので、選択肢としては工業団地勤めのファミリー向けに物件を賃貸することも考えています。
また、大学も近くにあり学生向けアパートにしてしまうかとも思っています。
私への使命としては、駅近くにある墓を守ることだけを期待されているものの、
幼少のときから遊びに生き続けていた家を他人に貸すということへの実感がいまだに湧かないため、今後もしばらく頭を悩ませそうな問題です。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。今は不動産を「負」動産と当て字をしたりします。家は管理が必要なため、投稿者の方のように、地元を離れてお仕事をされている方などが、その処理や処分に頭を悩まされることも多いかと思います。実務での感覚としては、不動産などは固定資産税がかかり、賃貸にするとしても管理が必要なため、このお声のようなケースでは売却を検討される方が多いです。ゆいごん書の中でも、不動産をそのまま相続させると分配がうまくいかなかったりするなどの場合には、不動産を売却した金銭を相続させるといった内容にされる方もいらっしゃいますよ。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡