今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
人は誰でも生まれてきていつかは必ず亡くなりますが、人が亡くなった時に必ず起こるのが相続です。
相続とは亡くなった人の権利や義務が相続人に受け継がれることをいい、亡くなった人の相続財産が多い場合などはいろいろと争いになる場合もあります。
そして私の父親が先日亡くなって、私達家族が亡くなった父親の財産を相続することになりました。
しかし父親は会社の社長をしていて、現金、預金の他不動産、株式、車などたくさんの財産を持っていて、その財産の総額は数億円になります。
そのため通常の相続手続きよりも専門的な知識が必要となってくるので私達家族は複数の専門家に相続手続きをお願いすることにしました。
そして私の父親の相続の手続きはまず不動産を全国数箇所に所有していたために不動産の名義変更の手続きを司法書士にお願いして、また私の父親の財産は数億円になるので相続税がかかってくるので相続税の申告の手続きを税理士にお願いしました。
また預金の名義変更の手続きや車の名義変更の手続きもやり方がよくわからなかったので行政書士に手続きをお願いしました。
このように複数の専門家にお願いすることによってスムースに相続手続きをすることができました。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。いやーすごいご家庭のお話ですね。確かにこんなに多くの資産をお持ちでしたら、相続手続きは専門家じゃないと大変ですね。しかし、こんなに多くの財産がなくても相続は大変ですし、もめてしまいます。司法統計でも相続でのもめごとの33%は1000万円以下、43%は5000万円以下、じつに全体の76%が5000万円以下でのトラブルとなっています。これは遺産分割協議は全員一致が原則だからです。相続でのもめごとは決して財産が多いだけが原因ではありません。すぐ横のご家庭が相続でもめてしまう。そんなご時世です。あなたの遺されたご家族が心配しなくていいように、ゆいごん書を書いてみませんか?
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡