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声 遺留分減殺請求

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

私は不動産関係の仕事をしているものですが、
先日、兄弟間の相続をめぐる争いに遭遇しました。
一般的に言われているところの、遺留分減殺請求事件というものです。
遺留分減殺請求とは、遺留分を侵害する行為(被相続人の行った遺贈や、一定の範囲内の贈与)の効力を失わせることができる権利(遺留分減殺請求権)に基づく請求です。
今回は、兄が相続した不動産に対して弟がその一部について当該請求を行いました。
双方、不動産鑑定評価書を取得してまで争うという徹底ぶりで、お金というのは兄弟の関係も完全に崩壊させてしまう怖いものだと痛感致しました。
兄弟がお互いに名前や、兄・弟ではなく、原告・被告と呼び合っていたので、私のような一般人には異様な光景に移りました。
この種の事件では不動産鑑定士という専門家の意見が活躍しますが、
何事にも第3者的立場からの専門家の意見というのが非常に重要だなと感じました。
特に相続問題においては、客観的な視点が必要となるため不動産に限らず、専門家にまず相談してみるのが一つ良い方法かなと思います。

ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。兄弟が兄、弟ではなく、原告、被告と呼び合っていたというのは、相続トラブルのなんとも悲しいことですね。投稿者の方がおっしゃるように、第三者の視点というのは、トラブルに限らずとても大切なものだと思います。またこのケースのように一度トラブルになってしまえば、親族関係は破綻します。だからこそ法的にも有効なゆいごん書が必要です。不動産を相続させる場合は、この遺留分には気をつけるべきですね。遺留分は強い権利ですので、不動産の共有状態を避けるためには、その遺留分の価格分を支払う必要があります。そこに生命保険金などを利用されたらいいのではと思います。生命保険金は相続財産ではありませんので、代償金を支払う原資にするという方法は有効です。とにもかくにももめてしまえば、修復はほぼ不可能です。もめてしまう前に、専門家等に相談されるのがいいのではと思いますよ。

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

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金子 聡

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