今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
遺産というのは、祖父母や両親が亡くなった際に子どもや家族に分配される故人の資産でたいていは遺書にその分配が記されているものです。私が頂いた遺産もこういった遺書のような物に書かれていたもの通りに分配されました。家族が死んでしまっても、その遺産や遺物を家族が引き継ぐという仕組みはとても価値があると感じました。お金をもらえて嬉しいという事だけではなく、故人にどれくらい愛されていたのかという事も分かるものなので個人的には少し難しい存在でした。こうした遺産の相続はあまり多く体験する物ではありませんが、年を取れば誰でも死んでしまうもの、私もいつか後世に自身の遺産を残すことになるのでしょう。
私は祖父母の遺産を少しだけ受け継ぐことになりましたが、その私の両親や親せき一同も集まって遺産を分散し、久々の再会というものも生まれ、かなり良い機会となりました。ドラマでよくあるようなどろどろした人間関係は我が家では全くないように見え、安心して遺産の引き継ぎをすることができました。
ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。とても素敵なご親族なのですね。無事に遺産の引継ぎができて良かったですね。しかしこのお声のようなケースばかりではありません。2次相続では実に8割以上の確立でもめるとの数字も発表されています。それに比べ遺言の作成率は1割にもみたないのが現状です。遺言の作成率はこれから多発する相続トラブルに比例して増えていくと予想されています。どのご家庭にも遺言が必要な時代になっているのです。またこのお声にもあるように、「お金をもらえて嬉しいという事だけではなく、故人にどれくらい愛されていたのかという事も分かるもの」が相続であり遺言です。あなたの声を受け継ぐゆいごん書を書いてみませんか?
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡