声　身近であった相続問題

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

久しぶりに実家に帰ったときに、母親から祖母姉妹が遺産相続で揉めていたことを突然聞かされました。
遺産相続のトラブルなんてテレビや週刊誌の問題だと思っていたのでとてもびっくりしました。

曾祖母(祖母の母)は病気になり介護が必要な状態になったため、祖母が引き取って介護をしていました。
口からは食べれなかったので、チューブを使って直接胃に食べ物を送り込む経管栄養などもしていました。
するとある日突然、大叔母(祖母の妹)から祖母の元へ連絡があり、「貯金はいくらあるのか。隠し持っている金額を全て教えてほしい」と連絡があったのです。
大叔母は食い下がり、突然曾祖母を引き取ると言い出したそうです。そしてなぜか大叔母の娘の家族に、面倒を見させました。

祖母は優しく、妹である大叔母のことを昔から「妹だけど気が強い人だから私が言うことを聞いてあげている」と言ってました。
だから今回のことも、最終的には大叔母の言いなりになったようでした。

親の死に目にお金のことで揉めるなんて信じられないという思いですが、実際目の当たりにすると色々出てくるものなのかなとちょっと悲しくなりました。