今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
私が、中学生の頃両親がとても仲が悪く、別居生活をしておりました。
私は人見知りが激しく、どこに行っても姉の後ろに隠れるような人だったので、親戚からは可愛がられずに育ちました。
そんな私を小さい時からゆういつ可愛がってくれたのは、母方の祖父でした。遊びに行くと、他の子にばれないようにお土産を多めにくれたり、私だけ怒られなかったり…大人になった今でも祖父の事を思い出すことがよくあります。
そんな祖父が私が中学校3年生の時に自殺しました。
原因は癌だったのに治療費が無かったこと、私の両親が仲が悪かったこと等様々ですが、私からしたら本当にショックで忘れることが出来ません。
祖父が死んだ後は本当に揉めました。遺言書も何も無かったからです。火葬の夜には大声でケンカし合ったりして情けなかったです。
誰が持ち家をもらうか、少しの遺産を誰が相続するか等…。
遺言書があれば、まだ丸く収まっていたかもしれませんが、探しても遺言書は出てきませんでした。
私が死ぬときはちゃんと遺言書を残していきたいと思います。
ここがポイント!
お声をいただきありがとうございます。このお声にもあるように、ゆいごん書がないと本当にもめてしまうのです。このお声では自殺されたということで、精神的にも非常に難しい部分もありますが、投稿者の方がおっしゃるように、ゆいごん書があればその後は大きく変わってきたのではと思います。今朝友人から連絡がありました。お父さんが亡くなられたそうです、事故でした。そう考えると僕を含め、いつ、何があるかはわかりません。備えあれば患いなし。昔からある言葉が身に染みた今朝でした。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡