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声 弁護士も怒った泥沼遺産相続

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

それは祖父が亡くなった後その後妻が家から金目の物を持って行方不明になった時からすでに始まっていました。
私は祖父の養女として育った為、籍も抜かず行方不明になっていたその後妻が気にはなっていたのですが、その後妻が亡くなったと言う電報と共に絵に書いたような泥沼遺産相続合戦が開始されました。
籍が抜かれていなかった為養女である私は正当に実子と同様の遺産相続権があり、受け取るにしても放棄にしても私の実印無しでは相続の決着は付きません。
直ぐに弁護士から電話が入りその件を伝えられたのですが、その後妻の家からはまるで雨後の筍の様に相続権を主張する人が出て来るは、何となくやり方が分かったら弁護士を切り捨て自分勝手な書類を作り始めるはで最終的には弁護士までが、もう関わりたくないから連絡しないでくれと言い始める始末でした。
恐らく弁護士に報酬は殆ど払っていなかったのでしょう。
後妻の息子から送り付けられてきた書類は遺産の殆どが自分たち兄弟で分けられるように工作されていた上、その条件を飲まない、返答をしない場合は遺産放棄と見なすと言う脅迫状のような手紙まで添えられていました。
結果的には、金額的な条件は飲む代わりに二度と祖父の家の名を、例え葬儀等正式な場であろうとも使用する事を一切禁ずると言う条件を逆にこちらから突き付けて話は付いたのですが、大した額の遺産でもなかったのに守銭奴と言われる人たちの怖さをひしひしと感じた体験でした。

ここがポイント!

お声をいただきありがとうございます。なかなか大変な思いをされたようですね。このお声からもわかるように、相続というのは非常に難しくトラブルになりやすいということです。このトラブルになりやすい原因のひとつが遺産分割協議です。遺産分割協議は相続人全員の一致という大原則があります。この全員一致というのが非常に困難です。相続人が増えれば増えるほど、関係が薄ければ薄いほど困難になってきます。ですから、ゆいごん書が必要になってきます。ゆいごん書はその遺産分割協議を飛び越えることの出来るいわば通行手形です。家を継ぐという時代ではなくなり核家族化した現代社会では、ゆいごん書の必要性は益々高まっていますね。

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

かねこ行政書士事務所

金子 聡

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