今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
相続が開始するということは、そこに誰かの死が絡んでいるということですね。
それは本当は悲しい出来事のはずであるのに、実際にはそのあとの相続などでもめるというケースも多いです。
私の家もそうでした。
曾祖父が96歳で亡くなりました。
大往生ということもあり、悲しくもありましたがお疲れ様という気持ちも強かったということを覚えています。
葬儀も終わり、みんなが少し疲れ気味のときに親戚の叔母が遺産について話を始めました。
みんなはそこまで頭が回っていないときだったというのもあり、疲れもあったので後にしようと別の叔母がたしなめたのですが
まるで叔母は人が変わってしまったかのように遺産にこだわっていました。
そしてみんながうんざりしている中、叔母は介護にはだれが関わっていないだの、
病院への送り迎えのガソリン代などの話を始め、結局は自分が一番もらうべきだと言い始めたのです。
実の親が亡くなって悲しいうちからそのような話をしだす叔母に少しひいてしまいました。
やはりお金というものは人を変えてしまうものだと思いました。
ここがポイント!
お声をいただきありがとうございます。確かに投稿者の方がおっしゃる通りですね。このケースでも、遺言があればこういった事にはならなかったのではと思います。自分のモノやコトの行く先を決めておく。これはとても大切なことだと思います。備えあれば患いなしとも言います。あなたのゆいごん書が残された家族を救うことがあるのです。あなたもゆいごん書を書いてみませんか?
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡