今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
あまりに相続で問題がおきると、家族、親族というのは何なのかな、と思います。私は、遺言書と言うものの存在は、経験上、重要な物だと身にしみてわかっていますので、年齢云々ではなく、きちんと作っておこうと思っています。遺言はあっても、書面でなかったために、父親はたしかに、自分がなくなったら、
家を売って、その資金で、マンションでも借りて、独立するように言ったのですが、書面がないがために、他の兄弟に権利が発生してしまい、家を助けた
私は追い出され、収入がなく、親のお金で食べてきた兄弟の方が、家に居座る形になってしまいました。遺言書さえあれば、そう言っても後の祭りです。
私は、自分はどのようにしたいのか、冷静に判断する力をまず、自分につけ、その上で、しっかりとした草稿を準備して、専門家をつけて遺言書を
作成したいと思っています。中には、財産目当てで、その時はヘラヘラ良くしてくれる人間もいますので、騙されないようにしなくてはいけません。
ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。この方のおっしゃるように、遺言書さえあればといってもあとの祭りです。みなさん財産がないからとかおっしゃいますが、相続トラブルの原因は財産のあるなしではありません。裁判所での調査でも全体の75%以上が、5000万円以下でもめています。1000万円以下でも全体の3分の1にものぼります。紳士の国イギリスでは、「遺言書は紳士のたしなみ」とされ、75歳以上では82%以上に方が遺言書を書いているそうですよ。遺言書さえあれば。。。とならないためにも無言ではなく有為言したいものですね。
宮崎県行政書士会宮崎支部所属
かねこ行政書士事務所
金子 聡