今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
遺産相続に関しては、かれこれ10年ほど前に経験しました。
正確には私自身の体験談ではなく、父の体験となります。
それまでは遺産相続という言葉は聞いておりましたが、まさか
私たちに関係あるとは思ってもおらず、正直気にも止めておりませんでした。
それが、祖母が突然他界し、初めて遺産相続について考え体験する
事となったのです。
父は兄弟が5名おり、すでに祖父も他界していたため、相続は
父の兄弟がメインとなり、話し合う事となりました。
当然、「遺言書」というものは存在せず、「相続」となった際に
そもそもどこに頼めば良いのか?なんとなく行政書士さんに相談すればよい
という事を聞いていましたが、司法書士さんだっけ?そもそも
行政書士と司法書士はどう違うのか?10年前というと今ほどインターネット
も盛んでは無い時代、知り合いの詳しそうな方へ相談し、相続というものに
向き合いました。
幸い、兄弟は日頃から付き合いもあり、仲が良かったので世間で言われるところの
「遺産相続問題」というものはありませんでしたが、この経験から
父は私たちのために遺産相続に関しては遺言書を残し、トラブルにならない
ようにしてくれているそうです。
今ではインターネットで調べると相場や、行政書士さんを調べる事が
容易い時代になっていますので、「正しい遺言書」がかけているかどうかも
含め、相談できる先生を探しておくのが遺産相続のトラブルを防ぐ事に
なりそうですね。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。確かにこの方のおっしゃるとおり、今ではインターネットや書籍等で相続ないろいろな情報を調べることが容易になっています。弊所にもご相談に来られる方も、実によく調べておいでだなと感心することが多々あります。がしかし、大事な部分が抜けていたり、情報を勘違いされていたりする場合もあります。相続問題ではケースバイケースということが多く、この場合はどうなんだろう?ということも多いと思います。だからこそ、身近な専門家に相談してほしいなと思います。そこにはきっとインターネットや書籍にはないものがあると信じています。それを提供するのが専門家であるとも思いますし^^
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡