今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
3年半前に母が突然亡くなって、そのときに母の遺言がなかったので、葬儀はどういう風にして欲しいのか、持っているものはどうして欲しいのかがさっぱりわからず、残された家族で、なんとか、母が望みそうなように葬儀をして、遺品はすべて衣装ケースに入れて、新しく庭に小さな倉庫を建てて、そこに収納することにしました。
そのときに、人はいつ死ぬかわからないから、自分が死んだあと、どうして欲しいのかをはっきりさせておくほうがいいと思って、私はエンディングノートを書くことにしました。
私は葬儀はして欲しくないし、戒名も要らないと思っているし、骨は散骨して欲しいと考えています。それをしっかりと残していないと、いろいろと面倒をかけてしまうので、自分が死んだ後のことをどうして欲しいのか、はっきりと記すことにしています。
私は割と高価なものも持っていますが、見る人が見ないとその価値がわからないようなものが多いので、その処分の仕方なども記しています。大切なことだと思います。
ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。いや~まさしくおっしゃるとおりですね。どうして欲しいのかを伝えておく、書き残しておくというのがとても大切なんだと思います。そしてそれはきっと、残されたご家族にとってとてもありがたいものだと思います。弊所では遺言書を有る為の言葉と書いて「有為言書」と書いています。残されたご家族にとって、ゆいごんはきっと有る為の言葉だと思います。だれもが自分が主人公の人生を生きています。その主人公が何も残さないなんて。。。てことにならないように。誰しもが必要なのが有為言書なのです。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡
