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声 祖父からの相続 形に残すことの大切さ

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

私がまだ中学生だった20数年前、母方の祖父が亡くなりました。とは言え、私は一度たりともその祖父に会ったことはなく、母ですら、3歳を境に彼とは会ったことがないという、まるで別世界の存在であるような人でした。
話に聞いたことのある祖父は、幼い母と叔母そして妻を残し、地元を遠く離れた場所へ仕事を求めて移り住んだということでした。まだまだ手のかかる歳の母や生まれたばかりの叔母を連れて地元を離れられなかった祖母とは別居という形になりました。
しかし時が流れ、祖父には転居先で新しい家族ができてしまいます。離婚には頑として首を縦に振らなかった祖母は、戸籍上、母と叔母を父のない子にすることから守り抜きました。
それから、母は自分の父親とはほぼ面識のない状態で人生を送っていました。そんなある日でした。家に弁護士を名乗る人が訪ねてきました。前述の祖父が亡くなった、という話でした。弁護士さんの話では、病気で亡くなったらしい祖父には、新しい家族との間に3人の子どもがいるということでした。ずっと離れていて、実質的には親子として過ごしてないとはいえ、母や叔母の相続権は変わらないため、祖父の遺産相続に関して確認に来た、ということでした。ただ、その内容は、相続放棄をしてほしいといったものでしたが。
祖母がどれだけ苦労して子ども二人を育てたのか、身をもって知っていた母は、簡単に遺産相続の放棄を願い出るように見えた相手方に対して、複雑な感情があったと聞きました。それでも、自分の人生を着実に築いていた母は、祖父の遺産を受けることなく、放棄する道を選んだのでした。それは叔母も同様に。
人が亡くなると、その人が培ったものが、ワッと出てきます。それをあの時、目の当たりにしてから、我が家では相続や遺言について話をすることが増えました。死は必ず、誰にでもやってきます。その時、自分が残せるものは、目に見えるものはもちろんあるかもしれませんが、大切なのは、残された人間がいかに気持ちよくその後を生きられるかという指針だと思います。そのためにも、普段からそういったことについては、不謹慎だとか、縁起でもない、とかではなく、きちんと話をし、形式化するならば確実に文書などで残すことが重要だと、本当にそう思います。

ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。もうすべてこの方のおっしゃる通りですね。「自分が残せるものは、目に見えるものはもちろんあるかもしれませんが、大切なのは、残された人間がいかに気持ちよくその後を生きられるかという指針だと思います。」この文章にはしびれましたね。この投稿者の方のような方に、ゆいごん書の大切さをもっと広めていってほしいなと思います。人は必ず亡くなります。そしてそこには、大きな責任とその方の生き方が表れていると思います。だからこそ、ゆいごん書は必要なんだと思います。

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

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金子 聡

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