今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
世間では遺産の相続について骨肉の争いがよくあると聞いていましたが、
まさか自分の身近でそんなことが起こるとは思っていませんでした。
これは親戚の方がなくなったときの話なので、私には直接利害関係はない話だったのですが、
以前にまず母にあたる方が亡くなられたときに、まだ存命中の父親が亡くなられた時点で
土地などの不動産もまとめて分配するとして長男の方が貯金などを一括して単独で相続したそうです。
ところがそれから数年後、父親がなくなったときに長男以外の兄弟は
当然相続分があると思っていたそうなのですが、
長男は貯金はほとんどなかったといってまったく相続する資産はないと言い出したのです。
実際は母親がなくなった時点で3000万ほどあったようなのですが、
管理を長男にまかせていたために他の兄弟は内実がほとんどわかりません。
裁判をするにしても証拠がなく、弁護士に相談してもせいぜい和解することしかできないと言われたそうです。
結局兄弟に全員100万ずつ支払うことで決着したそうですが、それまでは頻繁であった兄弟間の行き来は完全に絶え、
一族は離散状態になってしまったようです。
ここがポイント!
お声を頂きありがとうございます。いや~このお声は、まさしく相続トラブルがいかに虚しいものかを表していると思います。「それまでは頻繁であった兄弟間の行き来は完全に途絶え一族は離散状態になってしまった。」遺産相続でのトラブルがあるとこのお声にあるように、今までは仲の良かった家族や親族が、一家はバラバラ、音信不通なんてことは良くあります。世の中には防ぐことの難しいものもあるのは分かります。しかし相続トラブルは予防出来ます。ゆいごん書は相続トラブルの予防薬です。大切な奥様やお子様などのご家族やご親族のことを考えるならば、ゆいごん書は必ず必要ですよ。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡