今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
今年の春に義理の父が亡くなりました。
葬儀から1ヶ月ぐらいは、義理父の遺品整理などでバタバタでした。
いろいろなものの名義変更だけでも大変な作業でした。
そして今現在、土地の名義変更も終わり相続などの手続きに入っています。
義理の母は健在ですが、年を取っているので難しい手続きの書類を見るのも嫌がってしまっています。
何か聞いても「私は解らない」の一点張りです。
ですが、第一相続人は義理の母ですから「わからない」ではこちらも困ってしまいます。
特に義理の父は「遺言書」などは書いていませんでした。
お金持ちだったりすると「遺言書」がないと相続の際に、親族どうしでもめ事になるそうです。
ですが、私たちのところでは今のところ、親族が相続に関して口出ししてきてはいないのが救いです。
これから、土地その他の財産分与をするために必要書類を揃えていかなくてはいけません。
「わからない」と言い張る義理母を何とか説得して円満に相続できればと願っています。
ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。いや~これからが大変だと思われるケースですね。土地などの不動産は分配することが難しく、遺産相続トラブルになるケースが多く散見されます。このお声の投稿者の方のように苦労されないためには、やはり遺言書が必要です。遺産分割協議というのは経ずに、相続財産を分配できる通行手形のようなものが遺言書です。あなたもご家族のために、ゆいごん書を書いてくださいね。
宮崎県行政書士会宮崎支部
かねこ行政書士事務所
金子 聡
