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声 母の遺言に助けられました 私もすでに

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

私の母は3年近い闘病の末に他界しました。ガンだったのですが、入院し手術、その後一度退院して自宅で半年過ごしたあとで、再入院。結局そのまま病院で粋を引き取ったのです。
3年の闘病はつらかっただろうと思いますが、逆に言えば母にはそれだけ、最期のときのための「準備期間」があったということが言えるでしょう。一度退院したときに、自宅で母は「遺書」を作り始めました。といっても正式な公文書遺言ではありません。新しいノートを1冊買って、そこに自分の最期について、延命治療はしないでくれとか、葬儀の連絡をして欲しい人のリストを綴ったのです。
そのほかにも、自分の葬儀に関する希望なども書いてありました。再入院してからも、そのノートをつねに手元に置いて、思いついたことをメモしていました。中には遺言とは関係のない「ひとりごと」のページも多くありましたが、それも含めて私たち遺族にとっては貴重な「形見」となっています。
母の遺言ノートは実際の葬儀の際に大変役に立ちました。そこで私も、母の死後、ノートを買ってきて遺言を記すことにしました。年齢的にまだまだ先の話、早すぎる準備かもしれません。けれど、人間いつ何があるかわかりませんので、私はけっして早すぎるとは思っていません。そんな私を、最初は呆れてみていた妻も、今は自分専用の「遺言ノート」を作っています。

ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。なんだか素敵なお話ですね。投稿者の方がおっしゃるように、遺言に早すぎるはありません。僕もゆいごん書を書いてますよ。人はいつ何時なにがあるかわかりません。もしものためのお守りがゆいごん書です。あなたのご家族は、きっとうれしいし感謝されると思いますよ。ただ、この遺言ノートはエンディングノートに近い感じですね。エンディングノートと遺言の大きな違いは、法的に有効かどうかです。しかし、亡くなった後のことを考えて書くということはどちらも同じです。大切な家族のために。あなた自身のために。ゆいごん書を書いてくださいね。

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

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金子 聡

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