普段生活をしていると、相続についてあまり考えたりすることは少ないかと思います。それでも、だれかから相続を受けることがあるだろうな、というくらいの想定を持っている人は、多いのではないでしょうか。
親をもって生まれてきた人であれば、その人がなくなったときには、何かしらを引き継ぐということは、往々にしてあります。親だけではなく、祖父母、親族などからも、相続をする場合も多々あります。そうなると、自分が相続をするという立場になることは、容易に想像できるのです。
ただそうやってなんとなく何かを受け取れればいいな、と思ってるだけでは相続というのは済む問題ではありません。
相続をする側も大変ですが、相続をされる側も、ただ何もしなくて受け取れるというわけではないのです。
単純なことからいうと、きちんとした実印を持っている必要があります。これをもっていないという人もけっこう多く、相続の時点で実印登録を行うといった方も多いくらいです。