成年後見制度を利用するとき、「後見人に支払うお金はいくらなの?」という質問を多くいただきます。
後見人の報酬は、家庭裁判所がその都度、本人の財産の状況や業務内容に応じて決定します。
■ 後見人報酬の基本的な考え方
後見人の報酬は、原則として本人の財産から支払われます。
報酬額は、家庭裁判所が後見人からの「報酬付与申立て」に基づいて判断し、
通常は年1回程度の支払いが認められます。
遺産分割や施設入所手続きなどが多いケースでは、加算されることもあります。
■ 報酬付与申立ての流れ
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後見人が家庭裁判所へ申立書を提出
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裁判所が本人の財産状況・業務内容を確認
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「審判書」により報酬額が決定
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後見人が本人の財産から報酬を受領
■ 注意点
後見人の報酬は「本人の利益を守るための適正な対価」です。
後見活動を継続的に行える仕組みを維持することが大切です。
Q&Aコーナー
Q1. 家族が後見人になった場合も報酬はもらえますか?
A. はい。家庭裁判所が認めれば、家族でも報酬を受け取ることができます。ただし「無報酬」で行うケースも多く、本人の財産状況によって異なります。
Q2. 後見人が辞任する場合、報酬はどうなりますか?
A. 辞任時点までの業務内容をもとに、家庭裁判所が相当額を判断し、報酬が認められることがあります。
Q3. 報酬は誰が支払うのですか?
A. 本人の財産から支払われます。家族が立て替える必要はありません。
まとめ
成年後見制度における「報酬・費用」は、すべて裁判所の判断のもとで公正に決定されます。
金額の多寡よりも、「安心して継続できる後見活動」を維持することが何より重要です。
