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エンディングノートの書き方と活用法|宮崎の行政書士が相続・遺言の視点から解説

はじめに

「エンディングノート」は、終活の中でも最も始めやすい取り組みです。
しかし実際には「何を書けばいいのか分からない」「遺言書とどう違うの?」という質問を多くいただきます。

今回は、エンディングノートの基本的な書き方と、相続・遺言との関係について宮崎の行政書士がわかりやすく解説します。


エンディングノートとは?

エンディングノートは、自分の想い・希望・大切な情報をまとめておくノートのことです。
法的効力はありませんが、家族や周囲の方にあなたの意思を伝える大切な役割を果たします。


書いておくと良い内容(チェックリスト)

  1. 基本情報(氏名・住所・連絡先・保険・年金番号など)

  2. 家族・親族の連絡先

  3. 財産に関する情報(銀行口座・不動産・保険・証券など)

  4. 遺言書の有無と保管場所

  5. 葬儀やお墓の希望(宗派・供養の方法など)

  6. ペット・家財の取り扱い

  7. 感謝や伝えたいメッセージ

これらを整理することで、相続手続きがスムーズに進むだけでなく、
「自分の想いを形に残す」ことにもつながります。


遺言書との違い

よく混同されますが、エンディングノートと遺言書は別物です。

比較項目 エンディングノート 遺言書
法的効力   なし    あり(民法上の正式書類)
書き直し    可     可
内容 思いや希望を中心    財産の分け方を明記
用途 家族への伝言・記録    財産分与・法的指定

つまり、「想いを書くのがエンディングノート」「法的に残すのが遺言書」という違いがあります。
どちらか一方ではなく、両方をバランスよく活用するのが理想です。


書くときのポイント

  • 難しく考えず、まずは思いついたことから書いてOK

  • 消せるペンや鉛筆で気軽に書き直せる形にする

  • 市販の専用ノートでも、普通のノートでも構いません

  • 保管場所を家族や信頼できる人に伝えておく

「書くこと自体が心の整理になる」
——これがエンディングノートの最大の効果です。


行政書士がサポートできること

宮崎の行政書士として、かねこ行政書士事務所では次のような支援を行っています。

  • エンディングノートの書き方アドバイス

  • 遺言書との併用(セットプラン)

  • 相続・死後事務委任契約への発展サポート

  • 高齢者・おひとり様向けの終活相談

法的書類と生活設計の両面からサポートできるのが行政書士の強みです。


まとめ

エンディングノートは「人生の振り返りノート」であり、家族への思いやりの記録です。
相続や遺言書とあわせて準備することで、安心してこれからを過ごせます。

「まずはノートを開くこと」から、終活を始めてみませんか?


Q&A(よくある質問)

Q1. エンディングノートはどこで手に入りますか?
A1. 書店・文房具店・ネット通販などで販売されています。行政書士事務所でも相談用のひな形を用意しています。

Q2. 書いたノートはどこに保管すればよいですか?
A2. 家族が見つけやすい場所に保管し、場所を伝えておきましょう。銀行の貸金庫はおすすめしません。

 

Q3. 遺言書を作る予定がなくても書いてよいですか?
A3. もちろんです。むしろ遺言の準備段階として最適です。

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