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声 祖父が遺したビルは呪われたビル

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

 

私の祖父は東京23区内で飲食店を営み、一代で自社ビルを建ててしまうという経済的には大成功を収めました。
その祖父は10年前に無くなり、まさか我が家で巻き込まれる事はないと思っていた相続の問題が浮上してきました。
私の祖父には6人の子供がいたのですが、その中の下から二番目が私の母親でした。
もともと兄妹の仲は悪かったのですが、23区内で自社ビルという事もあり、現金の遺産はそれほどなかったようですが、このビルを巡って骨肉の相続争いが展開されました。
私は当時海外で仕事をしていて、全く相続の事などわからない私の母親を助ける事ができなかったのですが、どうもこのビルは多額の借金をして建てたビルで、工事も手抜きだったため、膨大な改築費用がかかることが判明。私は相続放棄した方が良いのではないかと母親にアドバイスしました。
元から、このビルを建てて以降、母親の兄弟が次々と癌にかかるなど、私はあまりこのビルに母親が絡んで欲しくなかったので、そのようにアドバイスをしたのです。
結局、一番末っ子の叔父が相続しましたが、相続後すぐに肝硬変で亡くなり、今はその娘が叔父から相続をしたようですが、その娘も病気で悩んでいます。
呪われたビルだと私は思っています。

ここがポイント!

お声を頂きありがとうございます。なんだか法的な話はどうでもいいような気がしてきましたね。しかしここは法的観点から。このお声にあるように、不動産が相続財産にあると、非常にトラブルになりやすいですね。家屋ですと、居間はお兄ちゃん、玄関は弟というふうに分けることは出来ないからです。ですからゆいごん書が必要になってきます。またゆいごん書において、このビルを売却してその代金を分配するという方法を指定することも出来ます。いずれにしても、どう分配するのか?その意思表示をすることで、相続人の方の不安や面倒もぐっと減ります。あなたにもゆいごん書は必要ですよ。

 

宮崎県行政書士会宮崎支部

かねこ行政書士事務所

金子 聡

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